煮干しラーメンゼクウの「色即是空」（群馬県桐生市相生町）

今日は世界大戦終結から76年が経過した日です。

最近では終戦記念日という言い方はしないようになってきたかと思います。

すこ健は本日38回目の誕生日を迎えました。

前からですがもはやただの中年です。

こちらのブログをいつまで続けるのか日に日に不透明感が増していますが、

今後とも宜しくお願い致します。

どうも、すこ健です。

今回は群馬県桐生市相生町にあります、

煮干しラーメンゼクウさんへ訪問させていただきました。

場所は桐生から前橋を通る県道3号線沿いになります。

お隣には伊東屋珈琲の本店があります。

この8月にオープンした新店であの桐生市相生町の

人気店「らーめん芝浜」さんから独立された方が始めたお店です。

本日のメニューは阿修羅（あしゅら）と色即是空（しきそくぜくう）で

それぞれ850円です。ほかには和え玉（本日はしょうゆ味）で250円です。

阿修羅は煮干し、鶏、豚、鯖節、昆布を合わせたもので

色即是空は煮干しへの執着を捨て阿修羅から煮干しを抜いてバランスを変えたものです。

7時オープンは芝浜さんと同様でスープが切れ次第の閉店となります。

和え玉はラーメンを半分召し上がったころに注文をしてラーメン一杯につき1玉となります。

開店と同時に入店しました。

カウンター6席にテーブル2席が4卓。

BGMは基本的には声の入っていない音楽。

孤独のグルメのサウンドトラックも流れていました。

男性店主、女性スタッフ3名で切り盛りされています。

店内は白を基調とした、すっきりと広々とした店内です。

7時過ぎにはほぼ満席になりました。

卓上には赤色の箸のみ。希望する人には胡椒やお酢も提供してくれるそうです。

注文したのは「色即是空」（850円）です。

阿修羅を頼まれる方が多い中、少数派の注文になりました。

なにせ、煮干しラーメンのお店なのに「煮干し」を抜いたラーメンなのですから。

待つこと約7分で着丼です。

大きなチャーシュー1枚、細めのストレート麺、刻み玉ねぎ、煮干し抜きスープの構成です。

チャーシューは低温調理されたもので分厚くて肉の本来の味わいを感じる、

味付けのないものです。この調理方法は芝浜さん独特の製法ですね。

麺はパツパツの細めのストレート麺です。

5杯、6杯といったロッドではなくて1杯1杯丁寧に作られています。

それでも調理が手際良いため回転が早いです。

スープは煮干しを抜いたというだけあって煮干しの味わいはなく、

その代わり鶏、豚の動物系の味わいと鯖節、昆布の味わいがなんとも言い難いバランスで

合わさっており、それでいてそのいずれも主張しすぎないスープになっています。

しょっぱい、塩分が多いということもなく飲みやすいスープです。

スープから麺がはみ出していてスープの量はかなり少ないため飲み干しました。

仏教用語で色即是空は、この世の万物は形を持つがその形は仮のもので

本質は空であり、不変のものではないという意味だそうです。

具材はシンプル。味わいもシンプルでいて奥深い。

煮干しを抜いた色即是空は煮干しメインの店にして空を表現した一杯だと感じました。

魅惑の一杯でした。

朝のすがすがしいひと時に一杯を食べて帰宅後、朝食を食べました。

店内には煮干しの箱がたくさんありました。

次回は煮干しの入ったラーメンをいただいてみたいですね。

ゼクウさんの看板にはうっすら背景に漢字で「是空」と書いてあります。

これからのお店の繁栄を心よりお祈り申し上げます。

駐車場は店前4台と相生ひふ科医院の看板を入ったところに5台分あります。

詳しくはゼクウさんのtwitterをご確認ください。

ご馳走様でした。

すこ健ことすこやか健一でした。

煮干しラーメン ゼクウ （ラーメン / 桐生球場前駅、運動公園駅、相老駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.6