今回は「すこ健名湯100泉」のコーナーです。
昼下がりの群馬県は吾妻郡中之条町にあります、
「沢渡(さわたり)温泉」の共同浴場へ行きました。
以前にも一度行ったことがあったのですが、
あまりによいお湯だったので再度の訪問となります。
沢渡温泉は源頼朝が草津の強酸性の湯で肌を傷め、
その後に立ち寄り、荒れた肌がきれいになったため
「草津の上がり湯(仕上げ)」とか「草津のなおし湯」と言われています。
他には「一浴玉の肌」、「美人の湯」としても有名なほど、肌に良いとされています。
草津は観光地としてにぎやかで人も多いですが、
ここ沢渡温泉はひっそりとたたずむ小さい温泉街です。
人が少ないので都会の喧騒を離れてゆっくりするには最適ですね。
場所は草津から車で約27km。最寄駅の「中之条駅」からは車で約10kmの立地です。
沢渡温泉街の坂の途中にあります。
共同浴場の前には駐車場が4,5台とめることができます。
共同浴場の料金は300円です。
番頭さんへ支払が浴場へ行くと下駄箱があり、すぐ脱衣所で目の前は浴場です。
小さな貴重品を入れるだけのロッカーはありますが、
お金など持ち込まない方が無難でしょう。
脱衣所にはカゴなどないです。
主に旅館に泊まりに来た人が外湯として入りに来ることが多いのでしょうか。
手前が熱い湯で奥が適温です。
この熱い湯は冬なら長いことつかれると思いますが気温が温かくなると
とても熱く感じられ、1分も入っていられませんでした。
しかし、奥の適温と手前の熱いお湯の交代浴を行うと体の芯まで温まり、
疲れが良く取れます。特に足が軽くなりました。
そして、有名な肌への効能ですが
立ち寄りだったのでほんのわずかしか入浴できませんでしたが
肌がツルツルになりました。
最後になりますが、温泉分析です。
泉温は約55度。泉質はカルシウム・ナトリウム、硫酸塩・塩化物泉。
pH値は8.4です。
気になる効能は、
「きりきず、末梢循環障害、冷え症、リウマチ、皮膚乾燥症」など。
特徴としては無色透明、やや塩味。ほのかに硫黄臭があります。
草津の湯にも入りたいですが、今度は沢渡の旅館にも泊まってみたいものです。
営業時間は9:00~20:30です。
沢渡温泉 共同浴場ウェブサイト
http://www.nakanojo-kanko.jp/onsen/sawatari-kyodo.shtml
小さな温泉街ですが、いい湯でした。すこ健でした。
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