いよいよ街もお店も本格稼働してきましたね。
少し騒々しくて元旦のような静けさはなくなってきたかなと思います。
こうやっていつもの日常に戻っていくわけですね。
いや戻されていくといった方が正しいのか・・・
Uターンラッシュもピークを迎えてあとは初仕事の日を迎えるのみ・・
これから初出勤を控えて・・楽しみでしょうがない全国の皆様、
どうも、すこ健です。
今回は久しぶりとなります、「すこ健名湯100泉」のコーナーです。
今回お邪魔させていただきましたのは那須温泉 元湯 「鹿の湯」さんです。
日本で温泉発見において32番目に古く、1300年の歴史があります。
その昔、鹿が傷を癒していたということから鹿の湯という名前がついたそうです。
湯川という川沿いにあります。
川からも硫黄臭というか硫化水素臭がして温泉場という雰囲気に相応しいです。
近くには「殺生石」、「那須温泉神社」という観光スポットがあります。
建物自体も趣があります。
入口の対岸へ渡るとお風呂場はあります。
営業時間はAM8時からPM6時までです。
年中無休。
料金は大人500円、小人(小学生)300円、幼児は無料です。
基本的には無料ロッカーはないためなるべく貴重品は持ち込まない方が良いです。
江戸時代に作成された温泉番付によるとここ「那須の湯」は東の関脇に位置します。
今でいうと大関クラスですね。最上位の東の大関は「上州草津の湯」です。
このことからも那須の湯は東日本随一の名湯ということになります。
ちなみに西の大関は「摂州(兵庫)有馬の湯」です。
館内は入口付近は新しいのですが湯船の方へ行くにしたがって歴史を感じる佇まいに。
脱衣場へ向かう廊下も風情があります。
木造の建物は風情を感じ、それだけでも歴史ある湯治場に来たと実感できます。
温泉成分表では源泉名「鹿の湯・行人の湯 混合泉」となり、
泉質は単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)、泉温は53.7度、
水素イオン濃度(pH値)は2.4と極めて酸性が強いです。
他には硫化水素臭を有するとのことです。
効能は疲労回復、血行障害、胃腸病、婦人病、皮膚病などに効能があるそうです。
女性には肌を漂白しシミや小ジワに著しい効果もあるそうです。
源泉は高温68℃です。
床がすべりますのでご注意ください。
長湯は逆に体に毒になります。
硫化水素が立ち込めています。
そして、シャンプーや石鹸の使用は禁止です。
洗い場という洗い場はないのですが入浴前にかぶり湯を推奨しております。
※数少ない「かぶり湯」という入浴方法です。
大人は200回、小人は100回を目安に熱めのお湯をひしゃくでかぶると薬分を吸入し、
入浴後のめまい、吐き気などを防げるそうです。
湯船の撮影はできませんので館内にある、男湯風景のスケッチをご覧ください。
ついでに女湯風景もご覧ください。あとはご想像にお任せします・・・
スケッチだけでなく写真もありました。
手前の湯船より41℃から始まり、奥の湯船は46℃、48℃と高温になります。
※女湯は48℃がないそうです。
男湯は41℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃と6種類の湯船があります。
手前の低い温度から短熱浴(1回2~3分)を推奨します。
湯船の外で休みながら入浴している方が多くみられました。
奥の48℃には熱すぎて肩まで入浴できませんでした・・
46℃にも数秒しか入れなかったです。
無理をせず自分に適した温度で入浴をした方が良いみたいです。
私は43℃ぐらいが丁度良くて、他の方々も42℃あたりが一番多いです。
白濁していて身体がヌルヌルした感じになり、湯上りは肌がスベスベしてきます。
服にも硫黄臭が付着して湯上り後もしばらく温泉に入っているような感覚になります。
とてもいい湯です。
草津ほど硫黄臭は強くないものの、確かな硫黄泉です。
この鹿の湯を引いている旅館は周辺に11軒ほどあります。
近くの酒屋さんに立ち寄り、お話しを伺うと硫化水素の影響で
様々な機械がすぐ故障するそうです。
那須方面に来ることがあればまたお邪魔したいですね。
いい湯でした。
すこ健ことすこやか健一でした。
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