昨年Googleで群馬と同時に検索されたワードは
桐生市の温水プール「カリビアンビーチ」だったそうです。
市内の小中学生6,000人を対象に毎月1回利用できる無料券を配布したことが
話題となったそうです。
今回は群馬県嬬恋村と長野県小諸市にあります、
黒斑山(くろふやま)へ訪問させていただきました。
黒斑山は浅間山の第一外輪山です。
浅間山系火山のもっとも古い山体であり頂上付近からは
太古の昔(2~3万年)の火山後にできたカルデラが雄大な山です。
その火山が利根川に流入して前橋台地を形成したとも言われています。
群馬県前橋市内の自宅を出発して約2時間。
黒斑山登山口付近に8時ごろに
高峰高原ビジターセンターのある車坂峠に到着しました。
登山メンバーは40代夫婦と小学校低学年の兄妹と義祖母の6名です。
時期は11月初旬です。
シャクナゲが群生しています。
大きなものから小さなものまで様々です。
黒斑山は花の百名山になっているので初夏からは高山植物で
登山客を楽しませてくれているでしょう。
しかし、この日は冬前の最後の登山になるであろう11月初旬。
表コースは一度上がっていくと下りに入り、一つ峠を越えて再度登り始めます。
このアップダウンは非常に面白いところですが体力消耗する場所でもあります。
山頂を目指してウォーミングアップが終わったといったところでしょうか。
途中から岩場が出てきて急登になっていきます。
慣れていない人は少しきつくなってくる場所でもあります。
つ、ついに浅間山が見えてきました。
もう少しで古代のロマンを感じられる場所へたどり着けます。
途中で避難用のシェルターがあります。
このシェルターを越えていくと槍ヶ鞘(やりがさや)です。
最初に見える浅間山の絶景ポイントです。
この日は快晴で見晴らしが良く、最高の景色でした。
途中、振り返ると八ヶ岳連峰や富士山が見えました。
標高も高くなってきましたので遠くの山々がよく見えます。
トーミの頭で浅間山の雄大な景色を見ながらおむすびやウインナー、
スープ、コーヒーをいただきながら食事休憩をしました。
山登りでいただくご飯はなんて美味しいのだろうかと思います。
浅間山(前掛山)とカルデラの景色が雄大です。
あたるこの場所は神秘的で優越感が得られる場所でもあります。
素晴らしい眺望です。
太古の昔、浅間山噴火で誕生した外輪山からそのカルデラ、
佐久平を見渡すことができる景色を堪能しました。
トーミの頭から歩くこと約15分ほどでした。
これぞ浅間山(前掛山)です。
黒斑山まで来ると浅間山の火口付近(山頂)を確認することができます。
黒斑山まで来るとその先の縦走コースにもなっている、
蛇骨岳、仙人岳、鋸岳、Jバンドまで見えてきます。
時間や体力に余裕のある人は足を延ばしてみてもいいかもしれません。
黒斑山頂上付近はトーミの頭のように広くはないですが、
休憩や景色を楽しむ方の姿も見られました。
黒斑山頂上付近には携帯会社の電波塔などもありました。電波も良好です。
浅間山は活火山なので火山監視カメラや緊急放送用スピーカーもありました。
帰りは中コースから下山しました。
距離にして2km、最短距離で下山できるルートです。
行きの表コースよりも少し時間を短縮できるコースです。
歩きやすい道でゆっくりとクールダウンしながら下山することができます。
気持ちの良いハイキングコースといった印象です。
しばらく下りが続いたあとに最後は水平な山道になっています。
行きは表コースでトーミの頭まで約2時間弱でした。
帰りは中コースで約1時間半ほどで到着しました。
高低差は約400mほどになります。
ガレ場などで石の上も歩くことが多いですが家族でも登りやすい山だと思います。
この雄大な景色に魅了されて何度も登山されている方も多いようです。
帰宅途中では菱野温泉 常盤館さんで日帰り温泉にて登山の疲れを癒しました。
いい山でした。
すこ健100名山でした。
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