今回は久しぶりのすこ健100名山のコーナーです。
久しぶり過ぎてお蔵入りしたのではないか。
そもそもそんなコーナーあったのかと思われている状況でした。
登ったのは栃木県足利市にある足利のシンボル的な
両崖山(りょうがいさん)です。
標高は251m。
登山したのは5月でした。
新緑のまぶしい、それでいてまだ湿度も高くない。
そんな絶好の気候にも恵まれた中での登山になります。
足利市の中心部、JR両毛線足利駅から少し歩いた先の
縁結びで有名な織姫神社の裏側にあります。
小さな駐車場も近くにあります。
かつてお城があった場所で歴史のある山でもあります。
両崖山まで1.0kmの表示があり、安心することができます。
各所で岩肌が露出しており、硬い岩盤で構成された山だと感じることができます。
標高の低い山ですがダイナックな感じも受けることができます。
岩が露出している感じはまさしく山。
かっこいい武骨な山という感じがします。
子供でも簡単に登ることができる岩場を抜けていきます。
ただ、急峻なところもあるので油断は禁物です。
抱っこ等は危険なので自分の足で確実に登ってください。
ここだけを見ると難しいように見えますが小さな子でも登れます。
少し歩きなれていないと難しいかもしれませんが散歩感覚でも
楽しむことができます。
中腹の武骨でかっこいい大きな岩場を抜けていくと、
足利市内、関東平野を一望することができます。
素晴らしい眺望です。低山ならではの綺麗な眺望です。
奥には東京スカイツリーも見えました。
空気が澄んでいるときには富士山も望むことができるそうです。
佐野市内方面も太田市内方面もくっきりと見えます。
奥に進んでいくと山頂付近は足利城跡になっています。
足利城跡は足利市の重要文化財にもなっています。
1590年には廃城になったそうです。
山頂付近には貴重な天然記念物のタブノキ自生林があります。
これまでは大量に自生していたそうですが伐採で残り6本となりました。
2021年2月の山林火災により、3本のタブノキが焼けるなど被害を受け伐採されたそうです。
山頂には御嶽神社があります。
山頂付近は木々に囲まれていて眺望は臨めません。
山林火災で焼けた爪痕が残っています。
火災の被害の大きさ、激しさを物語っています。
燃えていない木と燃えている木が混在しています。
途中にある展望デッキスペースからの眺望は格別です。
東京スカイツリーがうっすらと望めましたが秋の空気が澄んでいる時期に
もう一度遠くを望みたいなぁと思います。
途中、お昼休憩を挟みましたが時間は約2時間20分でした。
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